募集要項・求人内容をみる
まずは募集要項を見ましょう。確かに、募集要項に都合の悪い事まですべてをのせている企業はありませんが、募集要項の中でもいくつかチェックすべき点があり、募集要項をしっかり見ることである程度ブラックを企業を除くことができます。
残業時間が明記されていること
「月平均残業時間20時間以内」などの記述がきちんとあることは大事です。
「プロジェクトにより異なります」など、あいまいな表現がされている場合は注意しましょう。仮にすべてのプロジェクトで残業時間がおさえられていれば、魅力の一つとなるのでその旨を記載するはずです。こういった書き方をしている企業は残業時間が多い可能性があります。
また、「固定残業代●●万円 ※●●時間を超える超過勤務は別途支給する」「みなし残業制度有り」などの記載がある場合は、固定残業代分以上の残業時間があることがほとんどです。
勤続年数を見る
ホワイト企業であれば、平均勤続年数は15~20年程度のことが多いです。設立後間もない場合を除いて、平均勤続年数が10年以下の場合は、入社後数年での早期退職者が多い職場となります、注意しましょう。
採用までの流れ・期間
「即日内定」や「面接一回で内定」などすぐに採用が決まることをアピールしている企業には気をつけましょう。本当に内定をすぐくれるかもしれませんが、常に人手不足で人をどんどん雇っているだけの場合があります。つまり、社内環境が悪く人を雇ってもすぐに辞めてしまうという問題を抱えている可能性があります。
社名変更を最近していないか
悪質な先だと、法律違反やコンプラ違反をしてしまったことで、悪評が立ったために社名変更をする場合があります。もし直近で社名変更をしていたり、複数回社名変更をしている場合は、社名変更の理由については調べる必要があります。
特に意味不明な文字列や、前の社名とも業種とも全然違う企業名に変えているときは注意が必要です。
女性の割合
女性が多いということは、産休・育休など福利厚生が整っている可能性が高いです。極端に女性が少ない職場の場合は、その理由についてと女性が活躍できる環境なのかを確認する必要があります。
口コミサイトをみる
口コミサイトに書かれていることがすべて真実とは限りませんが、何年にもわたって悪い書き込みがある場合は注意しましょう。また反対に、良いことしか書かれていない口コミばかりの場合は会社の自演書き込みの可能性もあります。
企業ホームページ
ホームページのあちらこちらに精神論・根性論が持ち出されていると、体育会系だったり、古い体制の会社の可能性があります。
会社によっては、職場にも根性論のポスターが張り出されていて内容を覚えないといけなかったり、社訓の斉唱がなど業務に関係ないことをさせられるかもしれません。
転職エージェントを利用する
転職エージェントではブラック企業がある程度排除されています。またエージェントから企業の内情を教えてもらうことも可能です。利用は無料ですので、転職の際には必ず利用しておきましょう。マイナビエージェントなどIT・SEに特化した転職エージェントがおすすめです。