ユーザー系SIerはなぜホワイトといわれる？
流通、金融、保険、電力、製造など各企業の情報システム部門が独立した独立した子会社の事をユーザー系SIerと呼びます。客先常駐型とは違い、親会社のシステムの開発などを行います。「●●システム」や「●●ソリューションサービス」といった会社名のことが多いです。栄費削減などを目的としているため、親会社は比較的規模の大きい企業であることが多いです。
ユーザ系SIerの強みは、基本的に親会社とのやりとりのみであること。
親会社が子会社のSIerへ発注するとき、ある程度の発注金額が決まっています。このため、追加費用が発生してしまうような、急なスケジュール変更や仕様変更の要求を発注元である親会社はおこなってきません。このため、無理な残業や休日出勤がほとんど発生しないのです。
社内規則などは親会社に準拠しているため、産休や育休など福利厚生が充実しているのも女性にとっては嬉しいポイントです。
ユーザー系SIerのデメリット
・ITスキルが身につきにくい
逆に弱みとしては、親会社のシステム開発のみを取り扱うため、幅広い開発スキルは身につきにくいです。プロ民具自体より、スケジュール管理やエクセル管理などの業務が多いことも一因です。
・昇進しづらい
管理職の多くは親会社からの出向で占められていますので、昇進がしづらいです。
・給料が高くない
ユーザー系SIerの売り上げは、親会社からの発注のため、金額がある程度固定されています。このためユーザー系のSIerは大幅な増収増益が起こりづらくなっています。
また、親会社の業績が良くなったとしても、発注額はそれほど変化が起きない為、ボーナスなども据え置きの場合が多いです。
転職方法
ユーザー系SIerといえども親会社がブラック企業だと、その子会社であるSIerもブラック企業となりがちです。転職エージェントを通せばブラック企業を排除しながら、あなたにマッチした企業を見つけてもらえるので、転職エージェントを利用するのがお勧めです。
以下にホワイトな企業を多く有するエージェントを紹介します。
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